こんにちは!浪費家の妻と暮らす節約夫のゆーきです。
今回は2人暮らしで毎月の食費を3.5万円以内にする方法を紹介します。
近年の物価高で食費がどんどん上がっていて、不安に思う方も多いのではないでしょうか?
米は値上がりして高いままで、その他の食品も毎月値上がりしていますよね。
最低賃金の引上げなどで収入が増えてきても、それ以上に物の値上がりのほうが激しく、家計を何とか維持している方もいるのではないでしょうか?

僕は妻と2人暮らしですが、毎月の食費を3.5万円以内に抑えて現状全くストレスなく暮らせています。(最近の怒涛の物価高でなくなく3万から3.5万円に増やしました….)
2人暮らしの平均の食費を紹介しつつ、2人暮らしの理想の食費、僕が実践してる食費を3.5万円に抑える方法を紹介します。
2人世帯の平均の食費は約7.2万円

総務省の家計調査(2025年1月)1によると、2人世帯の毎月の平均の食費は72,328円でした。
2024年12月は97,164円なので、前月比で-24,836円 (25.6%)減少しました。
12月はやはりクリスマスや年末年始など大型イベントがあるので、出費が増えていたことがわかります。
<内訳表> ※()内の数値は合計に対する割合
分類 | 2024年11月 | 2024年12月 | 2025年1月 |
---|---|---|---|
合計 | 76,309 | 97,164 | 72,328 |
穀類 | 6,348 (8.3%) | 8,127(8.3%) | 5,742(7.9%) |
魚介類 | 6,043 (7.9%) | 10,977(11.3%) | 5,809(8.0%) |
肉類 | 6,250 (8.2%) | 8,607(8.8%) | 5,981(8.3%) |
乳卵類 | 3,800 (4.9%) | 4,217(4.3%) | 3,727(5.2%) |
野菜・海藻 | 9,252 (12.1%) | 11,152(11.4%) | 9,036(12.5%) |
果物 | 3,712 (4.8%) | 4,341(4.4%) | 3,314(4.6%) |
油脂・調味料 | 3,757 (4.9%) | 4,595(4.7%) | 3,382(4.7%) |
菓子類 | 5,766 (7.5%) | 7,718(7.9%) | 5,853(8.1%) |
調理食品 | 11,659 (15.2%) | 15,704(16.1%) | 11,240(15.5%) |
飲料 | 4,468 (5.8%) | 5,170(5.3%) | 4,545(6.3%) |
酒類 | 3,880 (5.1%) | 5,183(5.3%) | 3,289(4.5%) |
外食 | 11,375 (14.9%) | 11,373(11.7%) | 10,410(14.4%) |

ポイント
- 2024年12月はクリスマス・正月などの大型イベントで食費の出費が増加すると推測される
- 「調理食品」と「外食」だけで全体の約3割を占めている
理想の食費は手取りの15%以内
皆さんは理想の食費の基準をご存じでしょうか?
結論、手取り収入の10%~15%といわれています。
現在の食費が世帯年収の何%にあたるか、一度計算してみましょう。
手取り収入 | 理想の食費 |
---|---|
15万円 | 15,000〜2,2500円 |
20万円 | 20,000〜30,000円 |
30万円 | 30,000〜45,000円 |
40万円 | 40,000〜60,000円 |
50万円 | 50,000〜75,000円 |
60万円 | 60,000〜90,000円 |
70万円 | 70,000〜105,000円 |
80万円 | 80,000〜120,000円 |
計算して余裕があれば、無理に食費を減らす必要はありません。一緒に暮らす人の健康などを考えて、食費を減らせそうであれば、次で紹介する5つの方法を実践してみてください!
食費を3.5万円に抑える5つの方法
食費が手取り収入の15%を超えているのであれば、食費の使い方を見直す必要があります。
これから実際に私が実践している食費を3.5万円以内する方法を5つ紹介します。
①毎月の予算を決める

まずは毎月の食費の金額を決めましょう。
手取り収入の15%を基準に、健康を考慮した無理のない予算を設定します。
すでに家計簿をつけている場合は、過去の記録を見て食費を減せそうか検討してみましょう。
個人的には「自炊用」と「外食用」に分けて予算を設定するのがおすすめです。

僕の場合、自炊用を2.5万円、外食用を1万円にしています!
②コンビニ・スーパーの弁当はNGにして自炊中心にする

近年のコンビニやスーパーのお弁当や惣菜は、外食に劣らないくらい美味しいですが、食費がかさんでしまいます。上記の調査でも、外食や調理食品が食費で全体の約3割あることがわかります。
やはり一般的に言われているように、外食やコンビニ食を控えて、自炊を中心にした食生活に移行することで支出を抑えることができます。
平日が忙しい場合でも、週末に作り置きするなど工夫をすると、栄養バランスの良い食事を毎日楽しむことができます。
自炊を習慣づけて、支出を少なくしつつ、健康的な食事を摂るようにしましょう。

コンビニデザート好きだったけど少し我慢するか…
③外食のルールを決める

外食に関しては予算を決めて一定のルールを作ることをおすすめします。
外食を一切NGにすることは避けましょう。
なぜなら、外食は娯楽や交際の一部だからです。節約を原因に人間関係を壊すことはNGです。同僚や上司との付き合いで行くランチも週1回などルールを決めることが大事です。
また、予算を決めておけば、外食の頻度が落ちてもストレスに感じることはありません。
気まぐれに外食をするよりもスケジュールを立てることで、楽しみが増え幸福度は高くなります。

頻繁に外食するよりもたまにの方が特別感あっていいね!
通常の半額くらいで外食を方法を紹介しているので、お時間ある方はぜひご覧ください。
④買い物の頻度を10日に1回にする

皆さんもご存じかもしれませんが、買い物の頻度が多くなるほど、家にあった食材が余計に余ったり、衝動買いが増えてしまいます。

新商品とか値引きされたお惣菜が目について、つい買いたくなっちゃうんだよね…
なので、買い物は10日間に1回でまとめ買いをすることをおすすめします。
冷蔵庫のサイズによっては10日1回は難しいと思うので、サイズに合わせて頻度を調整してください。大事なのはなるべく買い物頻度を少なくすることです。
保存方法などを工夫することで、生鮮食品でも保存期間を長くすることができるので、できるだけ買い物頻度を少なくして無駄遣いをなくしていきましょう。
買い物に行く前に買うものリストを作っておくと、さらに効果的に無駄遣いをなくせます。
⑤旬の食材を買う

2024年12月の調査では、「魚介類」への支出が前月比で80%以上も上がっています。できればここら辺の支出を減らしていきたいところですが、まったく魚を食べないように食習慣を変えるのは難しいです。
皆さんに忘れてほしくないのが、節約よりも健康ということです。安く栄養価の低いものばかりを食べて、体調を崩してしまえば元も子もありませんので、健康第一で考えましょう。
健康を保ちつつなるべく出費を抑えるために、季節の旬の食材を買うことをおすめします。旬の食材は美味しいうえに栄養価が高く、供給量が増えるので安く買えます。
<2月旬の生鮮食品>
野菜 | ニラ、ジャガイモ、ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、春菊 |
魚介類 | タイ、さわら、ホタテ、あさり |
果物 | いちご、いよかん、デコポン |
できるだけ旬の食材を買って、健康維持しながらストレスのない食習慣を維持するようにしましょう。
まとめ
今回は2人暮らしの平均食費、理想の食費、食費を3.5万円以内に抑える方法を紹介しました。
予算やルールを決める時は、一緒に暮らす人とじっくり話し合いましょう。
お互いに納得感をもって決めないと、節約を続けるのは難しいです。
また、節約よりも健康がいちばん重要であることを忘れてはいけません。
健康的な食生活を維持しながら、無理せず少し支出を減らしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
<出典>
- e-Stat「政府統計の総合窓口」
家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 3-1 世帯人員別 ↩︎