こんにちは!浪費家の妻と暮らす節約夫のゆーきです。
今回は2人暮らしで毎月の食費を3万円以内にする方法を紹介します。
近年の物価高で食費がどんどん上がっていて、不安に思う方も多いのではないでしょうか?
新米が流通してきても米の値段が高いままで、小麦粉や乳製品も毎年値上がりしていますよね。最低賃金の引上げなどで収入が増えてきても、それ以上に物の値上がりのほうが激しく、家計を何とか維持している方もいるのではないでしょうか?
僕は妻と2人暮らしですが、そんな物価高の中でも毎月の食費を3万円以内に抑えて現状全くストレスなく暮らせています。
「2人暮らし家庭の理想の食費」、僕が実践してる食費を3万円に抑える方法を紹介します。
2人世帯の平均の食費は約7万円
総務省の家計調査(2023年)1によると、2人世帯の毎月の平均の食費は70,290円でした。
2022年は66,126円で前年比6%増加しました。
2024年も物価は堅調に高くなっているので、来年はもっと食費が増えている可能性が高いです。
思ったよりも多くない?….来年はもっと上がるのかな?…
<内訳表> ※()内の数値は合計に対する割合
分類 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|
合計 | 66,126 | 70,290 |
穀類 | 4,737 | 4,936(7%) |
魚介類 | 3,564 | 3,784(5%) |
肉類 | 5,582 | 5,874(8%) |
乳卵類 | 2,655 | 2,892(4%) |
野菜・海藻 | 6,198 | 6,370(9%) |
果物 | 1,906 | 1,845(3%) |
油脂・調味料 | 2,925 | 3,012(4%) |
菓子類 | 5,712 | 5,760(8%) |
調理食品 | 10,573 | 10,720(15%) |
飲料 | 5,043 | 5,257(7%) |
酒類 | 3,538 | 3,833(5%) |
外食 | 13,693 | 16,007(23%) |
ポイント
- 「調理食品」と「外食」だけで全体の約4割を占めている
- 「外食」・「調理食品」だけで、26,000円ほどの支出がある
理想の食費は手取りの15%以内
皆さんは理想の食費の基準をご存じでしょうか?
結論、手取り収入の10%~15%といわれています。
現在の食費が世帯年収の何%にあたるか、一度計算してみましょう。
手取り収入 | 理想の食費 |
---|---|
15万円 | 15,000〜2,2500円 |
20万円 | 20,000〜30,000円 |
30万円 | 3,0000〜4,5000円 |
40万円 | 40,000〜60,000円 |
50万円 | 50,000〜75,000円 |
60万円 | 60,000〜90,000円 |
70万円 | 70,000〜105,000円 |
80万円 | 80,000〜120,000円 |
計算して余裕があれば、無理に食費を減らす必要はありません。
一緒に暮らす人の健康などを考えて、食費を削減できそうであれば、次で紹介する5つの方法を実践してみてください!
食費を3万円に抑える5つの方法
食費が手取り収入の15%を超えているのであれば、食費の使い方を見直す必要があります。
これから実際に私が実践している食費を3万円以内する方法を5つ紹介します。
①毎月の予算を決める
まずは毎月につかう食費の金額を決めます。
手取り収入の15%を基準として、健康を考えて無理のない予算額を決めましょう。
家計簿をつけている場合は、過去の家計簿を見て、食費を減すことができそうか検討してみましょう。
個人的におススメしているのは、「自炊用」と「外食用」と分けて予算を設定することをおすすめします。
僕の場合、自炊用を2万円、外食用を1万円という感じで設定しています!
②コンビニはNGにして自炊中心にする
外食やコンビニは自炊と比べるとお金がかかります。
冒頭で紹介した家計調査の結果を見ても、「外食」・「調理食品」は全体の約40%と、頻度が少なくても出費割合はどうしても高くなってしまいます。
私が強くおすすめするのはコンビニをNGにすることです。
コンビニは便利で味のクオリティも高いですが、なんせスーパーに比べると割高です。
仕事終わりに毎回自炊をするのはとても大変なことですが、週末に作り置きをするなど工夫をして、自炊中心の食生活を心掛けしましょう。
コンビニデザート好きだったけど少し我慢するか…
③外食のルールを決める
外食に関しては予算を決めて一定のルールを作ることをおすすめします。
外食を一切NGにすることは避けましょう。
なぜなら、外食は娯楽や交際の一部だからです。節約を原因に人間関係を壊すことはNGです。同僚や上司との付き合いで行くランチも週1回などルールを決めることが大事です。
また、予算を決めておけば、外食の頻度が落ちてもストレスに感じることはありません。
気まぐれに外食をするよりもスケジュールを立てることで、楽しみが増え幸福度は高くなります。
頻繁に外食するよりもたまにの方が特別感あっていいね!
外食を格安で楽しめる方法を紹介しています。ぜひご覧ください。
④買い物の頻度を1週間に1回にする
買い物は週1回にしてまとめ買いをするようにしましょう。
皆さんもご存じかもしれませんが、買い物の頻度が多くなればなるほど、無駄遣いが増えます。
新商品とか値引きされたお惣菜が目について、つい買いたくなっちゃうんだよね…
加えて、新しいものを買うと家にあった食材は使われずに捨てられてしまうことも多いです。
食材を有効活用することで食費を抑えることにつながります。できるだけ買い物に行く頻度を少なくして、最低限必要なものを買うようにしましょう。
また、買い物に行く前に買うものリストを作っておくと、さらに効果的に無駄遣いをできます。
⑤旬の食材を買う
節約よりも健康が一番大事です。安く栄養価の低いものばかりを食べるのはやめましょう。
旬の野菜、魚、果物などは美味しいうえに安く買うことができます。
旬の野菜など栄養価が高く美味しいものを食べて、健康を維持しましょう。
<11月旬を迎える生鮮食品>
野菜 | 白菜、ほうれん草、ブロッコリー、長芋 |
魚介類 | カキ、マグロ、エビ、ホタテ、アジ、ワカサギ |
果物 | キウイフルーツ、西洋梨 |
まとめ
今回、2人暮らし家庭の平均食費、理想の食費、食費を3万円以内に抑える方法を紹介しました。
予算やルールを決める時は、一緒に暮らす人とじっくり話し合いましょう。
お互いに納得感をもって決めないと、節約を続けるのは難しいです。
また、節約よりも健康がいちばん重要であることを忘れてはいけません。
健康的な食生活を維持しながら、無理せず少し支出を減らしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
<出典>
- e-Stat「政府統計の総合窓口」
家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 3-1 世帯人員別 ↩︎