【2025年】リモートワーカーが楽天モバイルのポケットWi-FiをメインWi-Fiとして2年使ってみた正直な感想・レビュー

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こんにちは!浪費家妻と暮らす節約夫のゆーきです。

インターネット通信販売で有名な楽天の通信事業「楽天モバイル」がポケットWi-Fiも提供していることをご存じでしょうか?

このモバイルWi-Fiはデータ容量無制限で3,168円(税込)と破格の値段で、初期費用も端末代金1円のみとなっております。

圧倒的なコストパフォーマンスで大好評を得ている一方で、「電波がつながりにくい」、「通信速度が遅い」などのネガティブな評判も散見されます。

そんな楽天のポケットWi-FiをメインWi-Fiとして2年以上使用してきたリモートワーカーの僕がいままで使ってみた感想やユーザーの声を通じて、どんな人におすすめなのかを解説していきます。

楽天ポケットWi-Fiの概要

料金プラン・初期費用

Rakuten WiFi Pocket Platinumのサイトから使用

楽天モバイルのポケットWi-Fiで使用する通信プランは、「 Rakuten最強プラン」になります。楽天最強プランの料金は「使った分データ分だけお金がかかる」というシンプルな内容になっています。

データ容量料金
0~3GB1,078円 / 月
3~20GB2,178円 / 月
20GB~(無制限)3,168円 / 月

使用しない月でも約1,000円で維持できます!

Wi-Fiの端末料金は1円、契約事務手数料は0円なので、初期費用はたったの1円になります。

通信カバー率は?

2025年1月時点で4G・LTE回線はすでに人口カバー率99.9%を達成しています。

下の図のピンクの部分が、楽天モバイルの電波が使えるエリアです。

都市部などの人が住んでいる場所、特に関東圏はほとんどカバーされており、地方部もかなりをカバーできています。

どこがカバーされているか楽天モバイルのサイトから確認できます。気になる方は一度確認してみましょう。ちなみにauと比較しても、関東圏では4G・LTEカバー率と大差ありませんでした。

Wi-Fi端末の使用感・性能は?

今まで2つの機種を試したのですが、どちらも申し分ありません。

現在使用中の新機種のデザインは、シンプルなホワイトで気に入っています。

サイズもコンパクトかつ重量はたったの103gで手軽に持ち運びすることができます。

つないでいる端末数や消費データ量にもよりますが、1つの端末につないでいる場合、フル充電で平均8時間くらいは連続稼働します。

新機種ではプラチナバンド対応になったので、今後拡大予定のプラチナバンドにも接続できるようになっています。

あと、地味にうれしいのがType-Cの充電端子QRコードで即接続できる点です。

<製品スペック>

項目仕様
ホワイト
サイズ (高さ/幅/厚さ)約65 x 約96.5 x 約15.3 (mm)
重量約103g
ディスプレイ約1.4インチ LCD
バッテリー容量2,440mAh
充電時間約2.5時間 (ACアダプター使用時)
連続通信時間 (LTE)約10時間
LTE受信速度最大150Mbps
LTE送信速度最大50Mbps
SIMタイプnanoSIM
Wi-Fi規格IEEE 802.11 b/g/n
テザリング (Wi-Fi/USB)16台 / 1台
USBUSB Type-C / USB 2.0
かんたん接続WPS / QRコード
参照ページ:https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/internet/rakuten-wifi-pocket-platinum/?l-id=product_internet_rakuten-wifi-pocket-platinum

↓端末の全体写真

楽天ポケットWi-Fiの口コミ・評判は?

結論、楽天のポケットWi-Fiの評判はかなり良いです。

価格.comではモバイルルーター部門で3位に位置しています。好評価を受けている楽天のポケットWi-Fiですが、もちろんネガティブな口コミも多くあります。

どの点が高く評価され、どの点が悪い評価を受けているのか、価格.comのレビュー内容を参考に3つずつ紹介します。

◎ 設定がカンタン

参照ページ:https://review.kakaku.com/review/K0001547116/#tab

複雑で面倒な端末設定や専用アプリがなくても、端末にSIMカードを挿すだけで使い始めらる手軽さがユーザーから大きく評価されています。

価格.comでは、「設定の簡単さ」の評価項目で部門別ランキング1位を獲得しています。

レビュアー
レビュアー

SIMカードを指したら、すぐ4Gで繋がりました。
スマホ・PCとの接続は、本体上部にあるボタンを押して
接続先とパスワードが確認できて簡単に接続できました。
スマホなら表示されるQRコードで接続できます。

◎ コスパが良い

データ容量無制限で3,000円弱という破格の値段が大きく評価されています。

近年はYouTubeやNetflixなど動画サービスを利用するユーザーが急激に増えているので、データ無制限で圧倒的に安いというのは大きな強みになっているといえます。

レビュアー
レビュアー

通信速度が遅いときや感度が悪いときもありますが、なんといっても料金が安いので長年利用しています。

◎日常使いに困らない

動画サービスやリモートワークなど普段使いであれば問題なく使えるという意見が多く、低価格で日常生活で不便なく使えるという点で高評価を得ています。

レビュアー
レビュアー

動画視聴ネットショッピングなどは、5Gと比較し若干遅いかな?と思う程度で問題なく使えています。

「日常生活では困ってないが5Gなどの高速通信が欲しい..」と思うユーザーは結構いるようです。

△ 電波が繋がりにくい

建物内や電車の移動中など場所やタイミングによって繋がりにくい時があるという意見が多いです。

通勤時間に動画を見ている方も多くおり、そういう方にとってはかなりストレスに感じるかもしれません。

レビュアー
レビュアー

時間帯や場所によって繋がりにくいときがあります。そういうときは端末を再起動していますが、どうしても電波がわるいときはあきらめています。

2024年6月からのプラチナバンド開始・KDDIのローミング回線エリアの拡大によって、電車や地下、建物の中などでも通信環境が改善される予定です。(参考

△ 5G対応してない

高速通信を求めるユーザーにとって、5G非対応の楽天モバイルWi-Fiは満足のいかないものになっているようです。

リモートワークで高負荷な作業をするときは、5Gなどの高速通信が必要になりますので、ビジネス用途で使う人には物足りない可能性が高いです。

ある程度の速度でOKというユーザーから高評価なので、ユーザーの用途によって評価が分かれる点かもしれません。

レビュアー
レビュアー

4Gでも基本大丈夫なんだけど家で使うなら5Gは欲しいかな

△ バッテリーの持ちが悪い

バッテリー容量が2,440mAhと少ない、長期間使用するとバッテリーがすぐに弱ってくるという意見が散見できました。

長時間の外出で持ち運びするユーザーも多いと思うので、バッテリーの持ちが悪いというのはかなりネックかもしれません。

レビュアー
レビュアー

ルーターの電池消耗が激しくて丸一日外で使用すると、電池切れになりそうで不安になります。

ちなみに、バッテリー交換は4,340円できます。

参照ページ:https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/internet/rakuten-wifi-pocket-platinum/support/repair/

リモートワーカーが2年間 神奈川県で使ってみた感想

僕がリモートワークで2年間 神奈川県で使ってみてよかった点と悪かった点を3つずつ紹介したいと思います。

◎ 通常の使用用途では困らない

現在、神奈川県の人口70万人以上いる市の2階建てアパートに暮らしながら、メインWi-Fiとして利用しています。

これまでリモートワークや動画視聴、ネットサーフィン、SNSで利用していましたが、通信速度が遅いというので困ることはありませんでした。

もちろん場所や時間によって通信速度が遅くなったりしますが、動画視聴やSNSは関東のどの場所・時間でも問題なく利用できました。

↓日曜の朝8時頃、神奈川県内の駅近くのファミレス内の速度

↓土曜日の23時頃神奈川県の自宅内での速度

このWi-Fiの通信速度は、高画質1080pの動画を余裕で見れる水準です。(YouTube公式参考

YouTube公式で公開されている解像度別で推奨されている通信速度

動画の解像度推奨される持続的な速度
4K UHD20 Mbps
HD 1080p5 Mbps
HD 720p2.5 Mbps
SD 480p1.1 Mbps
SD 360p0.7 Mbps

◎ コンパクトで軽量

コンパクトで軽量(103g)なので外出するときでも手軽に持ち歩きすることができます。

僕は小さいバックの中でモバイルバッテリーに繋ぎながら使用しています。

◎ 契約と初期設定が超カンタン

使い初める時の手間がかなり少なかったので、ストレスなく使い始めることができました。

契約申し込みは購入サイトからプラン(最強プラン)を選択して、「製品を追加」から「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を選択して申し込むだけ。

(2~3営業日くらいに)SIMカードと端末が届いたら、SIMカードを端末に挿すだけで4G回線が使えるようになります。専用アプリでの設定なども必要なかったのでとても簡単でした。

△ 電車内・建物内で繋がりにくい

僕の場合、移動中や外でPC作業するときも使うのですが、電車の中・駅ビルなどの大きな建物の中ではつながりにくいことが多いです。

YouTubeを見てても動画が止まったり、LINEが一時的にメッセージを受信できなくなることもあります。

この部分に関しては、プラチナバンド回線や5G回線の拡大を待って改善されること望みます…

△ バッテリーの持ちが短い

どの充電式機器にも言えることですが、長年つかっているとWi-Fiのバッテリー持ち時間が短くなります。なので、モバイルバッテリーを常に持っていないと安心できない状態になります。

5000mAhなどの大きい容量のバッテリーを搭載して、より長時間稼働できるようにしてほしいです。

△ 発熱で繋がりにくくなる

僕は充電コードに挿しながら使用することがあるのですが、端末が発熱して通信速度が極端に遅くなったり、繋がりにくくなったなりします。同じ口コミを書いている人が何人かいました。

過去、初夏の季節にクーラーをつけずにリモート会議をしていた時、Wi-Fiが発熱して通信が切れてしまい会議が中断されたことがありました。

使い方次第で対応できる部分ですが、発熱問題も改善を期待したいところです。

楽天のポケットWi-Fiはこんな人におすすめ

データを20GB以上使っている人

動画視聴を長時間している方はおそらく毎月20GB以上のデータ量を使っていると思います。

「今契約しているプランが上限20GBで満足していない…」そういう方にとっては、やはりこのデータ無制限というのはとても魅力的です。

「あと何GBで速度制限かかっちゃう…」なんて心配をすることがないので、ノンストレスにデータを存分に使うことができます。

通信費用をできるだけ抑えたい人

どれだけデータを使っても月々3,168円業界最安値です。

これから一人暮らしを始める新社会人や学生の中には固定費を抑えたい方が多いと思うので、そういう方にはうってつけのWi-Fiだと思います。

楽天経済圏を使っている人

Rakuten最強プランまたはRakuten最強プラン(データタイプ)に加入すると、楽天市場でのお買い物でポイントが通常の5倍なります。

楽天経済圏ユーザーはポイントが貯まりやすくなるので、楽天モバイルを契約しない手はないでしょう。

楽天のポケットWi-Fiをおすすめできない人

5Gなどの高速通信を使いたい人

現状、楽天のポケットWi-Fiは5Gに非対応かつプラチナバンドも拡大途中で、通勤時や建物内では繋がりにくくなることが結構あります。

なので、一切のストレスなくインターネットを使いたい人にはおすすめできません。

地方の楽天回線が繋がりにくい場所に住んでいる人

楽天回線は地方の人口の少ないエリアに行くと繋がりにくい、もしくは圏外になるケースがあるため、これらのエリアに住んでいる人にはおすすめできません。

あなたが住んでいる場所で楽天回線が使えるか楽天モバイルのサイトで事前に確認してみましょう。

楽天回線が来ていなければ、カバー率が比較的高いNTT・au・ソフトバンクの三大キャリアで契約することをおすすめします。

スマホにしかWi-Fiを接続しない人

楽天Wi-Fiをスマホにしか接続しない場合は、モバイルWi-Fiを使う必要性自体がないかもしれません。

楽天最強プランのSIMカードをスマホに挿して使用することをおすすめします。

モバイルWi-Fiに使用するSIMカードには電話番号が付与されており、そのままスマホに挿入して使うことができます。もちろん料金体系もそのままです。

まとめ

楽天モバイルのポケットWi-Fiの概要、口コミ・評判、実際に使ってみた感想を紹介しました。

電車や建物の中だと繋がりにくい、通信速度が遅いなどネガティブな面もありますが、プラチナバンドの拡大やau回線のローミング強化など、改善に向かっているように見えます。

筆者自身もかなり気に入っており日々愛用していますし、このWi-Fiの存在に感謝をしています。また、楽天市場の買い物でポイント還元が5倍になるので、楽天経済圏の方には特におすすめです。

皆さんの中で「Wi-Fi別のものに乗り換えていいかもな」と思っている方がいれば、ぜひ前向きに検討してみて下さい。

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